レビュー

【レビュー】『家事なんて適当でいい!』で子育てのプレッシャーがなくなった

ぽっけ
ぽっけ
こんにちは。ぽっけ(@manmaru_pokke)です。

子育てで不安がいっぱい。
子どもと過ごすのがプレッシャーになっていませんか?

まさにわたしがそうでした。
「ちゃんと遊べてあげられなくって、息子に申し訳ない」
「離乳食やお昼寝の取り方はこれであっているのかな」
夜になると、明日はうまく過ごせるかなとプレッシャーでした。

でも実は子育てで大事なことは「お母さんである自分を大切にすること」なんです!
自分を大切に?子どもじゃなくって?と思ったお母さんに、おすすめしたいのがこの本。

ボンベイ著 『家事なんて適当でいい!』

「こうすると子どもがこんな風に育ちます」という育児書が多い中、この本は「いかにしてお母さんが楽になるか」という本。
楽をすることで親が笑顔になる=子どもの笑顔にもつながるという考えから、大胆だけどqとっても参考になる、家事と育児の方法が紹介されています。

わたしのように「こうしなければ」で頭がいっぱいの、初めての子育て中のお母さんにオススメです!

ぽっけ
ぽっけ
わたしも読んでから気持ちがとても軽くなりました

著者のボンベイさんとは

ボンベイさんは5歳と2歳の双子のお子さんを子育て中のワーママさん。
「死なせない育児」を最重要ミッションにした子育て・家事の方法についてSNSで発信されてます。
例えば「赤ちゃんのお風呂は2日に1回入れれば大丈夫」「ミルクをあげながら必ず目を合わせなくても良い」なんて、他の育児書にはない赤裸々な内容ばかり。
でもそのリアルさが“完璧にできなくてもいいんだ”と励まされます。

育児の専門家でも、教師でも医師でもない、今現在、育児に奮闘中のただのいち母親だからこそ書ける内容を目指しました
はじめに p.10~11より引用

”お母さん”を楽にする育児書

この本の一番画期的なところである「お母さん」を楽にするという点。
これはボンベイさんが、長女の子育ての時に家事も育児も完璧にと頑張りすぎてノイローゼになってしまった経験から来ています。

子育て真っ最中は、目の前の子どもの世話しか頭になくて、親である自分をないがしろにしていました。
でも、それがいろいろな我慢や苦痛につながっているなら、どうやって子どもに人生のすばらしさを伝えられるのかな。
つらそうな親の顔しか見られない子どもはどう感じるのかな。
序章 母の幸せが家族の幸せ p.17より引用

大切なのは完璧な育児ではなく子どもや家族はもちろん、自分が楽しく過ごせること。
子どもを大切に思うからこそ積極的に楽をして、自分の余裕をつくろうと呼びかけてくれます。

読んでいて心がホッと軽くなるポイント

つらいのに頑張りすぎている自分に気づける

例えば上の章でも書いた「赤ちゃんの入浴は2日に1回でいい」という話。
これは最重要ミッション「死なせない育児」の緊急時家事3カ条
最低限の食事。洗濯、赤ちゃんの清潔さだけ保てればOK
の3つ目にも含まれています。
緊急時というのはお母さんのつらさが極限まで達している時のこと。

自分が疲れていることを理由にお風呂に入れなくていいの?と戸惑いましたが、

このくらいのこと、全然手抜きのうちに入らない。
うちの子、めっちゃ元気に走り回って笑いころげて、元気に育ってます
第1章 楽になる家事 1.家事ができなくても死なない p.25より引用

という言葉にホッとすると同時に

ぽっけ
ぽっけ
確かに大人だって1日くらい入らなくても大丈夫だし、清潔を保つだけならお風呂じゃなくても良い日もあるよね

と気づくことができました。

「残り体力別ごはん」(p.48)はさらに大胆。
残り体力が0%のときは「何でも好きなものを5つ買っていいよ」と子どもたちに食べたいものを自分で選んでもらう、それがお菓子だらけでもOK、むしろ楽しんじゃおう!というもの。

無理をして料理を作っても、自分はもちろん、イライラされる家族もつらい。
それなら”今生きること”を優先して楽しく過ごそう、とボンベイさんは言います。

ここでまた

ぽっけ
ぽっけ
なにも毎日お菓子にするわけではないし、栄養バランスは体力のある日に頑張ればいいのかも

と気づくのです。

他にも「これでいいの?」と思える育児法が紹介されていますが、どれも子どもの健康と笑顔を守るという軸からはズレていません。

自分がつらいときにまで必要以上に頑張りすぎてたかも、と気づくきっかけをもらえるのです。

自分の“つらい”を肯定できる

わたしにとって、想像以上に子育ては大変なものでした。
旦那さんが育児に協力的で、自分も妊娠を機に専業主婦で時間的に余裕もある。
自分より大変な環境のひとはたくさんいるのに、こんなことでつらいと思うわたしはワガママだ…と自分を責めていました。

ボンベイさんも長女の子育て中、他のお母さんと比べて、産休で子どももひとりの自分がつらいと思うのは「甘えかな」と悩んだそうですが、

自分がつらいと思う気持ちに優劣もなかった。
みんなと比べる必要もなかった。
序章 母の幸せが家族の幸せ p.17より引用

と、自分のつらいという気持ちに向き合い、楽になる方法を模索していきます。

ぽっけ
ぽっけ
自分のつらさは他の人と比べるものではなくって、自分だけのもの。

他の人に比べて恵まれていたとしても、自分がつらいならそれはつらいでいい。
周りの人になかなか言えなかった自分の気持ちを、受け止めてもらえた気がして心が軽くなりました。

“こうあるべき”から解放される

子育てを始めると、周りから言われたり、自分の中で思い込んでいたり、育児書に書いてあったりする「こうあるべき」という理想論にたくさんぶつかります。
それに対して、この本で紹介される育児はとてもリアルです。

【理想】「泣くのは赤ちゃんの仕事。」
【ボンベイさん】「泣き声にはイヤホンを」(p.64)
→どんなにあやしても泣き続ける赤ちゃんにイライラしたり、ノイローゼになってしまいそうなら、イヤホンをして自分の好きな音楽を聞きながら抱っこする。

【理想】「ご飯は毎食違うものを手作りしましょう」
【ボンベイさん】「「料理がきらい」でいい」(p.40)
→努力はしたけど料理はきらい。でもバランスの良い食事を取ってほしいので「週に4日は豚汁ごはん」で、手軽に栄養バランスを確保する。

ボンベイさんは、自分の嫌い・つらい気持ちを否定せずに向き合い、自分もお子さんも楽しく過ごせる自分なりのやり方を実践しています。

ボンベイさん自身「母乳育児でなくてはいけない」と、母乳を出すために色々な方法を試したり、お子さんの体重が増えないことに落ち込んだ経験から、

一つの情報だけを、鵜呑みにするのをやめました。
(中略)
どんな情報も、ある人にとっては合っているし、私には合わないかもしれない。
こういうやり方でやりたかったけれど、もっと私に合った別の方法もあるかもしれない、試してみようかな。
第2章 楽になる育児 16.育児の正解はひとつじゃない p.118-119

と、気楽に考えることにしたそうです。

たとえよく聞く子育て方法とは違っていたとしても、本当に大切なのは自分の子どもに合っているか自分も子どもも楽しく過ごせているかどうか

今の子育ての中にはもしかしたら「こうあるべき」と思い込んでいるだけのものがあるかもしれない。
子育ての方法は、子どもの健康と笑顔が守られるのなら、もっと各家庭ごとに、自由でいいのだと思うことができます。

人と比べず、自分と向き合い、当たり前をうたがって楽をしよう

『家事なんて適当でいい』は本文の文章を借りれば「理想的で完璧な育児・暮らし方の本」ではありません。
ですが、子育ては本当はもっと自由に楽しくできるものかもしれない、という可能性を教えてくれます。

この本で繰り返し語られる「楽をする」は手を抜くことではなく、手放すこと。

自分の気持ちや状況と向き合い、合っていないものは手放して、健康に楽しくすごす。
子育ては実は意外とシンプルなものなのかもしれません。

もし自分の気持ちとの向き合い方がわからないという人も、この本では楽になる「行動」「考え方」についても触れられているので、そちらはぜひ実際に読んでみてください。

ぽっけ
ぽっけ
実際にこの本を読んでわたしが「やめてみた」ことは、また次の記事で