はじめましてのごあいさつ
当ブログ「まんまるくらし」にお越しいただき、ありがとうございます。
プロフィールまでみていただけて嬉しいです!
このブログは“そのまんまの自分に丸をするくらし”をテーマにしています。
小さな頃から長い間「自分を変えたい!」と悩んできたわたし。
でも悩みを解決する方法は実は「自分を変える」ではなく「今の自分を受け入れる」=”そのまんま”の自分に丸をすることなんじゃないかと気づき、ブログのテーマにしました。
こう思ったきっかけはある1冊の本。
悩んだ時にはいつも本を読んで、そのきっかけを見つけてきました。
本好きがこうじて、書店でアルバイトをしたのち図書館司書にまでなってしまいました。
このブログでは
- わたしがどんなことで悩んできたのか、どうやってそれを乗り越えたのかという体験談
- 悩んできたその時々に読んだ、オススメの本の紹介
- 公共図書館で7年働いた経験を元にした図書館、図書館司書の裏話
の3つを軸に、変わらないなりに充実しつつある、ささやかな毎日の“くらし”の話を発信していきます。
同じように悩んでいる方の心が少しでも軽くなったら嬉しいです。
このブログを書いている人
ぽっけ
1988年生まれ。専業主婦。
幼なじみの旦那さん、1歳の息子と3人暮らし。
性格 | マイペース。くよくよ考えがち。最終的には楽天家。 |
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好きな本 | 銀色夏生『ミタカくんと私』 R・J・パラシオ『ワンダー』 |
好きな作家さん | 瀬尾まいこ 魚住直子 |
本以外に好きなこと | ねこ、手帳、ラジオ、漫画、アニメ、BUMP OF CHICKEN、チョコミント、カルピス |
学生の頃から丸10年、本のそばで働いてきました。
【学生:本屋さん兼カフェでアルバイトを3年 / 社会人:公共図書館で司書を7年】
本を読まない時期にでも、図書委員をしたり、図書館・本屋に入り浸ったりはし続けていて、本のある場所はわたしにとっていつも身近でした。
こんなことで悩んできました
悩みについて発信するにあたり、これまでわたしが悩んできた(今も進行形で悩んでいる)ことを少しお話させてください。
人付き合いがうまく出来ない
学生の頃、時にはいじめられるようなおとなしいグループに入ることが多く「自分なんかが話しかけても良いのかな」という劣等感のようなものがついてまわりました。
自分は真面目でつまらない、暗い、運動神経も悪くてどんくさいなど、人から言われたり自分で感じたりしたことが頭をぐるぐる。
話しかけたら迷惑に決まってる、と思うようになっていました。
話すうちにダメな自分のことがバレてしまう、そしたらきっと嫌われると気づけば人付き合いを避けがちに。
社会人になってからは誰とでもそれなりには話せるけれど、誰とも親しくはならず、友人と呼べる人が出来ないことがずっとコンプレックスでした。
人からどう思われているのかを気にしすぎてしまう
周りからよく言われるのが「気にしすぎ」「考えすぎ」
自分が相手からどう思われているのかがいつも気がかりでした。
メールやラインなどのレスポンスが遅いだけで、それが仲の良い友人であっても、何か気に障ることを言ってしまったのでは…とぐるぐる考えてしまいます。
話している時に相手の表情が少し曇るだけでもドキドキしてしまうこともありました。
嫌われたくないという気持ちが強いのに、自分は好かれるワケがないとも思っていて、いざ好きになってもらえても、それを素直に受け止められず相手を困らせました。
自分の判断に自信がもてない
小さい頃、母は将来わたしが困らないようにと厳しく育ててくれました。
わたしが何かの作業に手間取ると「どうしてそんなこともできないの」「不器用なんだから」と怒られることばかり。
逆に褒められた記憶はあまりなく、気づくと「自分は色々なことが満足にこなせないんだ」と自然と思うようになっていました。
その後も自分に自信がもてず、相手がしてほしい、言ってほしいことを考えてそれを叶えるように心がけていて、いざ自分の意見を求められると何も思い浮かばずに困るように。
自分が何を好きなのかすらよく分からなくなっていました。
結婚式の準備で、わたしの希望を叶えようとしてくれる旦那さんに「そんなこと聞かれても困る」と怒ったときは、我ながらこれは相当マズイなと思ったものです。
自分が気づいていない「正解」がどこかにあって、自分の判断はそれに沿えてないんじゃないかという不安がいつもありました。
子育てで自分と向き合う覚悟をしました
自己肯定感の低い人生を歩んできたので、子どもにはどうにか自分を好きでいて欲しい。
そうして始まった子育てでしたが、想像よりもはるかに大変でした。
どんなに大変でも、日中はひとりなので誰かが助けてくれることも、頑張りを褒めてくれることもない。
自分で望んで仕事をやめたはずなのに、社会と切り離されて、世の中のひとが誰も気にかけてくれてないような孤独感を感じる。
息子はまだ小さいので、何かしたところで反応を返してくれることもない。
自分のやりたいことが分からないはずなのに、自分の時間が欲しくてたまらない。
このままだと「息子のせいで」と責めてしまいそう。
そう思った時にようやく、今まで見て見ぬふりをしてきた自分と向き合わなければと覚悟しました。
自分を受け入れると人生は楽しくなる
自分は何が好きなのか、何が嫌いなのか、何が楽しくて、何がつらいのか。
思ったことを率直にメモしたり、ついネガティブに考えがちな思考のクセを「それって本当にダメ?」と疑ってみたり。
そうして少しずつ自分と向き合うと、心がどんどん軽くなるのを感じました。
仮に周りとうまくいかなかったとしても、それをどう受け止めるかは自分次第。
何か間違ってしまったとしても、あくまでもそれは通過点で、経験として受け止めて次につなげればいい。
これまで自分に自信がないばかりに、自分で判断して決めることが怖くてたまりませんでしたが、自分の人生の主導権をにぎるのってこんなに楽しいんだと知りました。
そのまんまの自分を受け止めるきっかけになりたい
人付き合いがうまくできなくっても、色んなことが上手にできなくても、良いんです。
人と比べて何かが劣っていても、良いんです。
くよくよと悩んでしまう自分すら、そのまんま受け止めてみると、意外とすっきりするかもしれません。
劇的には変わらないけどゆるやかに、生きるのが楽になる。
このブログでそんなきっかけをつかんでもらえたら、嬉しいです。